山形のニュース

<スピードスケート>五輪代表記録会 加藤、安定のレース「平昌で爆発」

五輪代表壮行記録会の男子500メートルで滑走する加藤

 男子500メートルの加藤には気持ちの余裕があった。想定していた36秒台を上回る35秒42。本番でメダル争いができるタイムではないものの、「今からぴりぴりせず、これから状態を上げる」と涼しい顔を見せた。
 昨年末の代表選考会と同様、スタートはあえてゆっくり体を動かし氷を捉えた。「がむしゃらなわけではなく、落ち着いて滑れた」。姿勢を低く保ち、安定したレース運びを披露した。
 平昌の試合時間を想定した夜のレースにも「今までも経験がある。神経質にならず、パパッと合わせた」。日中に体を休めるという程度の調整。4度目の五輪らしい貫禄が漂っていた。
 最後の100メートルで伸びを欠いたのが、今回見えた課題。左右への脚の動きが不十分で減速した。ダッシュのトレーニングが不足し、腰の動きが悪かったのが原因だ。今後、レースを想定した練習を数回取り入れ、修正していく。
 32歳のベテランが、全てのレースで世界レベルのパフォーマンスを出すのは大変だ。それでも、ピークを合わせれば戦える自負がある。「狙った大会で一発、好タイムを出す。平昌では爆発できる」。手応えをしっかりつかんでいた。(佐藤夏樹)


2018年01月20日土曜日


先頭に戻る