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<ベガルタ・期待の新顔>(4)速さに決定力加わる FWジャーメイン良

ヘディング練習をするFWジャーメイン

 J1仙台に6人の新戦力が加わった。昨季終盤に威力を発揮した攻撃的な「3−4−3」システムの進化を担い、チームが掲げるリーグ戦5位以内、カップ戦決勝進出に向けて活躍を期す。U−23(23歳以下)アジア選手権に日本代表で出場中のDF板倉滉を除く5人を紹介する。

 サポーターを驚かせたスピードスターが、正式にベガルタ戦士となった。流通経大4年の昨季、仙台の特別指定選手として公式戦3試合に出場。ゴールこそ奪えなかったが、前線で存在感を示した。「チームの一員になり、あらためて新鮮な気持ちになった」と胸の内を語る。
 初々しい喜びは、キャンプでの積極的な動きにも表れた。シャトルランなどの走り込みでは常に先頭を目指し、シュート練習でもDFラインの裏を何度も鋭く突く設定通りの動きでゴールを狙う。首脳陣に持ち前の速さをアピールし続けている。
 数々の栄光を手にし、成長を遂げた。流通経大柏高(千葉)で高円宮杯U−18(18歳以下)プレミアリーグチャンピオンシップを制し、流通経大では昨年の全日本大学選手権優勝に貢献。昨季は関東大学リーグ1部でも22試合出場で初の2桁となる11得点と活躍した。速さに決定力が加わり、「2桁得点ができて自信を持ってプロ入りができる」と胸を張る。
 昨季の経験からチームの攻撃的戦術を理解しているのも強み。「1年目から勝負。最低でも5点は取り、そこから2桁に近づけたい」と目標は高い。
 自ら希望した背番号19は、同大で7年上の武藤(浦和)が卒業後に加入した仙台で付けていた。強豪クラブで昨季まで3季で計31得点と活躍し、日本代表にも選ばれた姿に憧れた。
 「大学の時から突出していた決定力がプロで発揮できている。自分も代表に入りたい」。偉大な先輩に続く決意を背中の数字に込めた。(原口靖志)

[じゃーめいん・りょう]182センチ、75キロ。競技を始めたのは小学1年の時に2002年日韓ワールドカップを見たのがきっかけ。ピアノを習った経験もあり「片手なら弾けます」。趣味はサッカーやお笑いの動画観賞で漫才コンビ「千鳥」のファン。神奈川県出身。


2018年01月21日日曜日


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