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<17年衆院選>10代投票率は山形県が全国トップ 「家族で投票を」呼び掛け奏功か

 2017年10月の衆院選で、18歳と19歳の都道府県別投票率は山形県が47.24%で全国トップだったことが、総務省のまとめで分かった。山形県選管は、主権者教育の出前講座や保護者を通じた啓発が奏功したと分析している。
 東北の他県は岩手が44.11%(全国8位)秋田41.43%(18位)福島39.26%(25位)宮城38.79%(28位)青森38.65%(30位)。山形、岩手、秋田が全国平均の40.49%を超えた。
 山形は18歳選挙権が初めて適用された16年参院選の18歳、19歳投票率が45.91%で13位だった。17年の衆院選では大半の都府県が16年参院選の実績を下回る中、山形は1.33ポイント上回った。
 山形県と県内市町村は16年度に大学、高校などで60回の出前講座を開き、17年度も取り組みを継続している。県はまた、16年参院選後に高校3年生を対象とした独自のアンケートを実施。投票した生徒は家族と一緒に投票所に足を運ぶ傾向があったことを把握した。
 県選管の担当者は「出前講座に加え、県高校PTA連合会を通じて保護者に家族ぐるみでの投票を呼び掛けたことが全国1位につながった」とみている。
 山形は県全体の投票率も64.07%で全国1位だった。県全体に比べると10代の投票率は16.83ポイント下回り、年齢別では18歳の58.28%に対し、19歳が35.93%と低さが目立った。
 担当者は「19歳の投票率は、県内に住民票を残し県外の大学や専門学校に進学する学生がいることが一因と考えられる。今後、不在者投票の啓発などを図り、投票率向上に結び付けたい」と話した。


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2018年01月21日日曜日


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