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福島・桑折に食と農の拠点、今春誕生 閉園の幼稚園を改修、レストランや市場に

幼稚園舎改修による整備が進む農業振興拠点施設

 福島県桑折町は今春、旧幼稚園の園舎を改修した農業振興の拠点施設を開設する。レストラン併設の体験型で、マルシェ開催による生産者と消費者の交流や6次化商品の開発なども担う。町は運営に携わる地域おこし協力隊2人を募集中。運営主体となる町振興公社は「地域に新しい風を吹かせてほしい」と、仙台圏など都市部からの応募に期待する。
 施設は昨春の統合で閉園となった伊達崎(だんざき)幼稚園を改修して整備中。鉄骨平屋、床面積約240平方メートルで、カウンターとテーブルの各席を配置したレストラン、ピザ窯などを設ける。改修費は約6000万円。
 農業体験といったソフト事業も展開し、参加者が収穫した農産物を調理することなどを想定する。マルシェは施設前の広場で開催。6次化商品の開発に向け、フリーズドライ用機器などを導入する。
 スタッフは7、8人を予定。うち2人が協力隊で町の非常勤特別職として採用する。6次化商品の企画開発や農業体験メニュー作り、マルシェに参加する生産者の掘り起こしなどに取り組んでもらう。
 町振興公社の金子達也副理事長は「地元の人が集まる場所にして地域活性化につなげたい」と強調。採用する2人の協力隊に「食を通して町の魅力を深掘りし、外に発信する役目を担ってほしい」と話した。
 協力隊は仙台市などの都市圏に住む20歳以上が対象で、応募期間は2月28日まで。町は施設の愛称も今月31日まで募集中。連絡先は桑折町産業振興課024(582)2126。


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2018年01月21日日曜日


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