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<仙台満店>秋田の冬のソウルフード 地酒に合うきりたんぽ

根っこと葉がたっぷり入るセリは、湯沢市のセリの名産地三関産。やや濃いめの味付けについつい酒が進む
店は大橋のたもと。繁華街からは離れているが、わざわざこの場所を目指してやってくる客が後を絶たない
常時15、16種類そろう秋田の地酒(7勺=しゃく=550円、1合850円)。今の時季は各蔵から新酒が出そろい、季節限定酒を料理に合わせて楽しめる

◎鍋/食・酒・笑(しょくさけわらう)にこらす(仙台市青葉区)

 ご当地鍋っていい響きです。独特のルールがあったり各家庭の味があったりして、鍋を囲んでの話も盛り上がります。「食・酒・笑にこらす」の「きりたんぽ鍋」(2人前1800円)は、ご存じ、秋田のご当地鍋。秋田人にとっては冬のソウルフードといっても過言ではないでしょう。
 横手市出身の店主の小原健志さん(38)によると、きりたんぽ鍋には具が6種類という基本ルールがあるそう。セリ、ゴボウ、マイタケ、ネギ、鶏肉、そして、きりたんぽ。白菜などの水分の多い葉野菜は入れず「きりっとしたしょうゆ味で食べるのがきりたんぽ鍋です」と、何とも潔いのです。
 きりたんぽの作り方もセオリー通り。半つきにしたご飯を杉の串の周りに巻き付け、炭火でこんがり焼いています。味の決め手は鶏がらを約3時間煮込んで取っただしに、しょうゆ、酒、みりんで味付けした深いコクのあるスープ。ぐつぐつと煮えるうちに、ゴボウやマイタケからもいいだしが加わります。きりたんぽが最初はカリッと香ばしく、次第にスープを吸ってもっちりしてくる変化も楽しいですよ。
 お酒はやっぱり秋田の地酒を合わせたい。豊富にそろう中から「ユキノヤマト純米吟醸」をいただきました。フレッシュな味わいが相性ばっちり! きりたんぽ鍋は冬季限定。「2月いっぱいくらいまで」(小原さん)とのことですので、ぜひ食べ逃さないようにしてくださいね。(陽)

<メモ>仙台市青葉区大手町7の20▽午後5時半〜午前0時▽月曜定休▽カウンター8席テーブル12席▽一品料理と秋田の地酒が豊富。この時季の人気はわらで焼いた「寒ブリの塩たたき」(900円)や、たらきく・あん肝・生がきが入った「3種の神器盛り合わせ」(1000円)▽022(211)8226。


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2018年01月22日月曜日


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