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<全日本卓球>「両親に一番感謝」 譲り受けた才能開花

男子シングルスで優勝し、父でコーチの宇さん(右)に駆け寄る張本選手

 王者となった張本選手は、2020年の五輪会場でもある東京体育館に詰め掛けた約6500人の観衆に「2年後に戻ってきて、金メダルを二つ取りたい」と約束した。
 両親は中国の元選手で、コーチ業のために来日。張本選手は03年に仙台市で生まれ、2歳で卓球を始めた。町の卓球場で教えていた両親は自分の子どもを特別扱いせず、普段の練習は2時間ほど。スパルタ教育とは無縁だったが、譲り受けた才能が開花した。
 母は現在自宅のある仙台で、父はコーチとして息子の成長を見守っている。優勝を決めるとベンチの父宇さんと抱き合い「ここまでずっと卓球を教えてくれて、この瞬間まで待ってくれていた。一番感謝したかった」と話した。
 試合中の大きな叫び声や自信にあふれる発言が目立つが、代表合宿中はモップがけなどの掃除をきっちりとこなす中学2年生。水谷選手を超えるため「10年たってもまだ24、25歳。(優勝回数は)2桁は狙いたい」と目標を大きく掲げた。
<構図が変わった/倉嶋洋介・日本男子監督の話>
 ずっと水谷の時代で進んできたが、張本の存在で構図が変わってきた。新しい時代に突入する時期なのかなという思いはある。


2018年01月22日月曜日


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