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<アングル宮城>希望のソバ、未来へ 津波被災地・岩沼で試験栽培

【実る】津波の威力を減衰させる丘の麓で行われたソバの初収穫。塩害などの影響が心配されたが、約380キロ採れた=2017年10月2日、宮城県岩沼市下野郷の千年希望の丘

 「いや、あのそば、うまがったっちゃやなあ。食ったが?」
 宮城県岩沼市で今、あるそばが市民の間で話題になっている。東日本大震災で被災した沿岸部の玉浦地区に整備中の「千年希望の丘」で市が試験栽培した。催しなどで振る舞われたほか、今月末まで市内のそば店で提供されている。
 震災の伝承につながる特産物に育てようと、市は来年度、ブランド化を視野にソバの栽培に本腰を入れる。22日にはそば味のジェラートの販売も始まる。
 津波で一時荒れ果てた景観の改善などを目的に、ヒツジが飼育されたり、風車が設置されたりしている丘周辺。また一つ、新たな名所が加わる。(岩沼支局・桜田賢一)


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2018年01月22日月曜日


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