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<楽天>星野氏弔う日本一を 藤田、岡島らが合同で自主トレ

送球練習を繰り返す藤田
打撃練習に汗を流す岡島

 星野監督(当時、故人)の下、東北楽天が初の日本一に輝いた2013年に定位置を確保し、優勝の原動力となった藤田一也内野手、岡島豪郎外野手が5季ぶりの王座奪還に向け、京都市で合同の自主トレーニングをしている。
 「このチームに来て、レギュラーにしてもらったから今がある」と藤田は言う。12年途中に内村とのトレードでDeNAから移籍。13年には銀次から二塁の定位置を奪い、ゴールデングラブ賞にも輝く活躍で主力に台頭した。それ以後も球界屈指の二塁手としてチームを支え続けたが、昨季は外国人トリオ主体の重量打線を組んだ影響もあって銀次との併用に。13年以降で自身最少の102試合出場にとどまった。
 「もう一度レギュラーを奪いたい」と必死さをにじませ、「走攻守全てにおいて1年間活躍したい。そうすれば個人タイトルも見えてくる」と意気込む。
 岡島は13年に捕手から外野手転向したのが野球人生の分岐点だった。前半戦終了後の激励会で「どこでも守ります。使ってください」と星野氏に嘆願。そのいちずな態度を意気に感じた闘将が後半戦から外野手で使った。すると、打率3割2分3厘を誇る切り込み隊長の1番として開花した経緯があるだけに「あの時使ってもらえなければ、今でも野球を仕事にごはんが食べられていたか分からない」と痛感している。
 「星野氏を弔う日本一」が大号令となる18年。それを単純に言わないのが職人肌の藤田と岡島らしい。「今年頑張らないと、先の野球人生が見えない。星野さんのためにも頑張るが、自分のための勝負の年でもある」と藤田は貪欲。岡島は新任の選手会長として「『星野さんのために』ではないが、みんなが一つになって優勝に向けて頑張る」と旗振り役を担う。
 銀次、島内らとともに13年に「星野チルドレン」と言われた2人は闘志むき出しで栄冠を狙う覚悟でいる。(金野正之)


2018年01月22日月曜日


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