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災害時の避難所管理にタブレット 福祉、行政関係者ら仙台で研修会

タブレット端末に避難所の情報を入力する参加者

 災害時の各避難所の支援需要に、タブレット端末を活用して素早く対応する状況評価システムの研修会が20日、仙台市青葉区の県医師会館であった。東北大病院などが主催した。
 研修会は昨年2月に続き2回目。県内の医療、福祉、行政の災害医療に携わる関係者36人が受講した。
 参加者は、避難者数、けが人、発熱者数、水道、ガスなど項目ごとに避難所の情報をタブレット端末に入力。次に、全避難所の中から医療需要や簡易トイレの優先度の高い場所を選ぶ研修に取り組んだ。
 塩釜市健康推進課の宮川桂子さん(47)は、「東日本大震災では被災者への対応に追われ、避難所の管理まで手が回らなかった。紙に書くより作業も効率的だ」と感想を語った。
 システムの名称は「RASECCーGM(ラセック・ジーエム)」。震災の経験を基に、避難所の需要に迅速、的確に対応できるように東北大病院が県の支援を受けて開発。2017年1月に実用版が完成した。
 開発を担当した東北大病院の石井正教授は「システムに慣れてもらえれば、かなり作業をスリム化できる」と強調する。


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2018年01月24日水曜日


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