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<全日本卓球>雄たけびだけじゃない!張本が見せた成長

 仙台市出身の張本智和(エリートアカデミー)が初の中学生王者に輝いて21日に閉幕した卓球の全日本選手権。張本の14歳とは思えない技術とパワー、得点した時の雄たけびばかりがクローズアップされたが、気配りを忘れない一面もあった。
 エリートアカデミーの先輩、高校2年の平野美宇と組んだ混合ダブルスでのことだった。6点ごとに汗ふきタオルの使用が認められる休憩で、張本は毎回、タオルを丁寧に折り畳み、箱の隅に縦にして置いた。
 平野のタオルと重ならないように気遣っていたのだろう。試合で大声を張り上げるパフォーマンスも封印。「びっくりするといけないので」と平野への配慮があった。中学生時代といえば、やっと上下関係や敬語を意識し始めた年頃のはず。緊迫した試合の中で大したものだと思った。
 張本が仙台市東宮城野小6年だった2年前の取材を思い出した。エリートアカデミーに入る決意を聞いたことがある。「人間力を高め、礼儀の正しさを学びたい」。成長しているのは競技力だけでないことを実感した。
(剣持雄治)


2018年01月23日火曜日


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