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<クラフトビール>届け若者へ 秋田県立大生と羽後麦酒がタッグ、苦味抑えて商品化

完成したビールを売り込む学生
学生と酒蔵が共同で商品化したクラフトビール

 秋田県立大の学生が羽後麦酒(秋田県羽後町)と共同で、ビール離れが指摘される20〜30代の若者を主なターゲットにしたクラフトビールを商品化した。かんきつ系の風味や香りを加え、ビールの苦みを抑えた味に仕上げた。
 「Bls’17 〜premiere〜(プルミエール)」の名称で20日に発売。グレープフルーツの爽やかな香りと味わいが特徴で、肉料理などと相性が良いという。
 Blsは、同大生物資源学部で発酵などを学ぶ2〜4年生15人によるプロジェクト名「Brewing by local students(地方の学生による醸造)」の略語。premiereはフランス語で「最初」を意味し、ビールが苦手な人でも好きになる幕開けの日になってほしいとの思いを込めた。
 20日に羽後町の道の駅「端縫(はぬ)いの里」で販売会があり、学生5人が店頭に立って来館者にPR。プロジェクトリーダーの4年三村怜(さとし)さん(22)は「ビール独特の苦みを敬遠する人も多いが、多様な味わいや飲み方があることをもっと知ってほしい」と話した。
 学生たちは昨年10月、地域資源を活用したビール造りで地元を盛り上げようと商品化を企画した。勉強会を通じて風味やレシピなどを考案。昨年創業し、地域活性化に取り組む羽後麦酒に共同開発を提案した。
 昨年12月に仕込み、1カ月の熟成を経て完成させた。ジョッキとホップが絵柄の黄色いラベルは学生がデザインした。
 今回は商品化まで時間がなかったことなどから地元産の材料を使っていないものの、今後は秋田県大潟村にある同大の畑で栽培した果物などを使ったビール造りにも取り組む予定。
 300ミリ瓶入りで600円(税抜き)。300本限定。端縫いの里や秋田市の一部スーパーで販売している。連絡先は羽後麦酒0183(56)7890。


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2018年01月23日火曜日


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