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生涯学習センター着工 被災公共施設再建完了へ 南三陸町

生涯学習センターの完成予想図(南三陸町提供)

 宮城県南三陸町生涯学習センターの新築工事が23日、同町志津川で始まった。センターは東日本大震災で被災した公民館と図書館の機能を併せ持ち、2019年4月に開館する予定。センターを最後に、町で被災した公共施設の再建は完了する。
 センターは木造平屋1780平方メートル。屋根を20枚以上重ね合わせ、大樹をイメージしたデザインが特徴的だ。子どもが本を読んだり遊んだりできるキッズスペースや大人が音楽や趣味を楽しむコーナーを別に設ける。大研修室や調理実習室も備えた。
 環境に配慮した森林経営を保証する国際機関「森林管理協議会(FSC)」の認定を受けた町産材をふんだんに使い、町庁舎・総合支所に続くFSCプロジェクト認証の取得を目指す。
 震災前の公民館と図書館はいずれも海沿いにあり、津波で全壊した。新しいセンターは海抜20メートルに建ち、防災集団移転団地や志津川小、志津川保育所に近い。
 23日に現地であった工事安全祈願祭で佐藤仁町長は「センターを中心に文教地区を形成させたい。子どもから高齢者まで楽しめる施設を目指す」と話した。
 事業費は11億1240万円。震災復興特別交付金、災害復旧費などで賄う。


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2018年01月24日水曜日


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