宮城のニュース

気仙沼らしさ 若い感性で 唐桑中生が紙袋デザイン提案

気仙沼の魅力が詰まったデザインを考える生徒たち

 気仙沼市唐桑中(生徒125人)の2年生が23日、地元のデザイナーとソフトウエア会社の協力を受け、地域の魅力を伝える紙袋のデザインを考えた。生徒たちはカツオやサンマ、メカジキなど気仙沼らしさが盛り込まれた絵柄を提案。今後、デザイナーや市と連携し、デザインを生かした製品作りを模索する。
 同市唐桑町で活躍するデザイナー鈴木歩さん(37)が企画し、ソフトウエア大手「アドビシステムズ」が協力。鈴木さんの呼び掛けに応じた県内在住の若手デザイナーも手伝った。
 生徒たちは8グループに分かれ、紙袋に合うデザインを競った。デザイナーの助言を受けてアドビシステムズの最新ソフトを使い、パソコン上で彩りや配置、文字の形などを決めた。
 生徒、関係者約80人の投票で、最優秀賞には気仙沼みなとまつりで上がる花火やサメなどをバランス良く配置した作品が選ばれた。東日本大震災を忘れないようにと、津波で打ち上げられ解体された大型漁船「第18共徳丸」も添えられた。
 グループのリーダーを務めた2年川村茉依さん(14)は「気仙沼を知らない人でも、街の良さが分かるデザインができた。出来は完璧」と満足げだった。
 2月、市内のカフェに全てのデザインが展示される予定。鈴木さんは市と協力しながらデザインの活用法を探る。鈴木さんは「きらりと光るデザインばかり。伝えたい思いをしっかりと表現してくれた」とたたえた。


関連ページ: 宮城 社会

2018年01月24日水曜日


先頭に戻る