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<楽天>鉄腕福山 戦い抜く 70登板目指し走り込み

自主トレの短距離走で競い合う福山(右)

 東北楽天の勝利の継投を担う福山博之投手が、京都市で行っている自主トレーニングで順調な仕上がりを見せている。昨季前半戦の防御率は0.00と驚異的で、年間でも自己ベストの1.06を記録した。4季連続で登板65試合以上という球史に残る鉄腕ぶりを見せた福山は「今季も1年間戦い抜く」と決意する。
 チーム随一の身体能力を誇る「サブちゃん」(愛称)は今年も元気だ。自主トレの短、中距離ダッシュでは先にスタートした俊足の岡島をサラブレッドのような快走で追い上げる。両翼と本塁の三角形を何周も回る長距離走でもマラソン選手を思わせる持久力を発揮し、涼しげな表情を崩さない。
 昭和には歴代最多通算400勝の金田(元巨人など)を筆頭に、徹底した走り込みでのし上がった大投手がいた。「脚が動かなくなるぎりぎりのところを意識している」と言う福山の姿勢はそれに通じるものがある。
 「しっかりした(上下半身の)バランスで投げられるようにするため」と、2月のキャンプで投げ込む基礎づくりが狙いだ。今オフは食事面でも「よく焼いた肉をしっかり食べてきた」と独自の理論で栄養補給しており、「体の調子がいい」と感じている。
 目指すは2016年の自己最多69試合を更新する70試合登板。「毎年掲げて到達できていない数字だから」と馬車馬のように働く覚悟だ。昨季はソフトバンクとのクライマックスシリーズファイナルステージで被弾し敗れるなど、悔しい思いもした。それだけに「是が非でも優勝したい」と鼻息が荒い。(金野正之)


2018年01月25日木曜日


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