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<岩沼−村田間>志賀姥ヶ懐トンネル 復興促進へ東西路線貫通

発破ボタンを押す(右から)佐藤町長、菊地市長ら

 宮城県南の沿岸部と内陸部を結ぶ県道岩沼蔵王線のうち、岩沼市と村田町の境の志賀姥ケ懐(うばがふところ)トンネル(1285メートル)が24日、貫通した。現行路線は山あいで狭く、東日本大震災時は内陸部からの支援物資の輸送に支障が出ていた。付帯設備の建設などを経て2018年度中に開通する。
 村田町側の出入り口付近であった式典には、関係者約100人が出席した。菊地啓夫岩沼市長や佐藤英雄村田町長らが発破ボタンを押し、貫通を確認。貫通点を塩や日本酒で清めた後、出席者が歩いて通り初めをするなどして祝った。
 菊地市長は「復興の促進と地域経済の活性化に資すると期待している」と強調。佐藤町長も「沿岸と内陸が結ばれ感無量。防災、減災が図られる」と述べた。
 岩沼蔵王線は岩沼市を起点に村田町から蔵王町に抜ける幹線道路。東北道と仙台東部道路、仙台空港を結ぶ東西交通軸だが、最小幅は約4メートルでカーブも多く、震災直後は内陸部から支援物資を運ぶ車両が遠回りするなどしていた。


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2018年01月25日木曜日


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