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<全国高校スケート>1年生小坂(山形中央)制す 女子1000メートル

スピード女子1000メートル 初優勝した山形中央の小坂(及川智子撮影)

 第3日は24日、山梨県富士吉田市の富士急ハイランドセイコオーバルなどで行われ、スピード1000メートルの女子は1年生の小坂凜(山形中央)が1分23秒07で優勝、男子は久保向希(北海道・白樺学園)が1分12秒43で2連覇した。

◎巧みなコーナーワークで圧勝

 初めてのインターハイ、初めてのレース。女子1000メートルで山形中央1年生の小坂が頂点に立った。「まさか優勝するとは思わなかった。たまたまです」。無邪気に喜んだ。
 主戦場は1500メートルや3000メートルの中長距離。1000メートルのレース経験は「数えるほどしかない」という。序盤は同走のハイペースにつられて「焦って氷をたたき付けるような滑りになってしまった」。スピードに乗り切れなかった。
 強さを見せたのは2周目以降。低い姿勢のコーナーワークから速度を上げ、ゴールしてみれば2位に0秒38差の圧勝。「本来の滑りはできなかったが、体力でカバーした」と照れ笑いした。
 出身は北海道小清水町。3年の全国中学大会で1500メートル、3000メートルで2冠を達成した実力がある。卒業後は「椿監督がいる山形中央で強くなりたい」と、故郷を離れた。巧みなコーナーワークも山形に来てから学んだこと。「帯広では学べないこともある。山形中央に来て良かった」と振り返る。
 平昌五輪日本代表の加藤条治ら数々の五輪選手を輩出する強豪校だが、女子がインターハイの個人種目を制したのは初めて。加藤を育てた椿監督も「優勝は想定外だった。小坂はまだまだ伸びしろがある」と驚いた様子だった。157センチ、58キロ。(今愛理香)


2018年01月25日木曜日


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