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<JR常磐線>利用者震災前の3割減 再開の相馬−浜吉田区間

 JR東日本仙台支社は25日、東日本大震災で被災し、2016年12月に運行再開した常磐線相馬(相馬市)−浜吉田(宮城県亘理町)間の再開後1年間の利用状況を公表した。平日の乗客数は震災前(10年10月)に比べ約3割減っている。
 原ノ町(南相馬市)−新地(福島県新地町)間と新地−岩沼(岩沼市)間の2区間の集計結果を、相馬−浜吉田間の参考値として発表した。
 1日の平均乗客数は原ノ町−新地間の平日が3100人で震災前比1900人(38%)減、土曜休日は2500人で800人(24.3%)減。新地−岩沼間の平日は8900人で4500人(33.6%)減、土曜休日は6700人で1200人(15.2%)減。
 再開区間では新地、坂元(宮城県山元町)、山下(同)の3駅が内陸に移設され、周辺では新しい街づくりが進む。常磐線は富岡(福島県富岡町)−浪江(同県浪江町)間が不通のままで、全線再開は19年度末の予定。
 仙台支社は沿線の人口減少と不通区間の未解消が利用者減の要因と分析。坂井究支社長は「地元と協力して観光利用などの促進にも取り組む」と話した。


2018年01月26日金曜日


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