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<全国高校スケート>女子団体追い抜き 山形中央が大会新V

スピード女子団体追い抜き 大会新記録で2連覇を果たした山形中央の(左から)小坂、ウイリアムソン、鈴木(及川智子撮影)

 全国高校スケート最終日は26日、山梨県富士吉田市の富士急ハイランドセイコオーバルなどであり、スピードで山形中央が活躍、女子団体追い抜きを大会新で制し2年連続優勝を果たした。男子は2位。2000メートルリレーは女子が準優勝で男子は3位だった。学校対抗の女子は山形中央が2年連続2度目の優勝を飾った。男子は白樺学園が2年連続33度目の頂点に立ち、山形中央が3位。

◎3年生2人、隊列引っ張る

 女子団体追い抜きは山形中央が2連覇を飾った。昨年出した大会記録を1秒9更新しての快勝だった。
 3人が先頭を交代し、風の抵抗による体力消耗を避けながらタイムを争う種目。全6周をロスなく滑るにはチームワークが鍵を握る。3年の鈴木とウイリアムソンは昨年からのメンバー。ここに1年生ながら今大会の1000、1500メートルで2冠を達成した小坂が加わった。
 スタートからウイリアムソンが隊列を引っ張り、3周目から鈴木に交代。小坂が先頭に立つのは4周目途中からの1周余りにとどめたところに先輩2人の思いやりが見える。
 「ラスト1周はきつくなるから、3年生2人でできるだけ距離を稼いだ」(鈴木)。最後は再びウイリアムソンが先頭に立ち、1周32秒台のペースを落とすことなくゴールした。
 山形中央の女子は個人種目入賞数が出場校トップの7。この日は2000メートルリレーも2位に入り、学校対抗得点で2位の北海道・帯広南商に26点差をつける圧倒的な強さで2年連続総合優勝を果たした。
 平昌五輪に卒業生4人が代表選手として選ばれているが、全員が男子。椿監督は「次は女子選手も五輪で活躍してほしい」と期待を寄せていた。(今愛理香)

<男子は踏ん張れず2位>
 男子団体追い抜きは山形中央が2位。最終の6周目でラップが2秒近く落ちたことが響き、北海道・白樺学園に屈した。チームの中心、林は「もっといいタイムが出せたはず」と悔しがった。
 林は残り2周で先頭に立ったが、脚が重くペースを上げられなかったという。5000、1万メートルに続いてこの大会3レース目。口にはしなかったが、疲労がたまっていたようだ。「最後まで踏ん張れなかった。それが1位との力の差です」と肩を落とした。

<八戸西、県新記録で6位>
 男子2000メートルリレーは八戸西(青森)が2分34秒50で6位に入った。順位は前回大会の5位を下回ったものの、同校が昨年出した青森県記録を0秒73上回る好タイムだった。
 「たぶん日本で一番リレーの練習をしているんじゃないか」。尾崎監督がそう語るほど力を入れている種目。週に1度はバトンの受け渡しを中心に練習に取り組んできた。
 第3走者の赤坂は「焦って少し早く『ゴー』という声を掛けてしまった」と振り返ったが、アンカーの清川とのスムーズな受け渡しは日頃の練習の成果なのだろう。清川は最終周を28秒台の好ラップでまとめて入賞を勝ち取った。


2018年01月27日土曜日


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