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<東日本大震災>澄んだ空へ「鎮魂の花火」 犠牲者やかつての街並みに思いはせ

冬の夜空に打ち上がった「鎮魂の花火」=27日午後6時10分ごろ、仙台市若林区

 東日本大震災で校舎が被災し、昨年3月に閉校した旧東六郷小(仙台市若林区)で27日、東日本大震災の犠牲者を悼む「鎮魂の花火」が打ち上げられた。六郷東部地区の住民、元住民ら約200人が犠牲者やかつての街並みに思いをはせた。
 同地区の住民団体「わたしのふるさとプロジェクト」主催で今年で3回目。住民らは校舎跡地の慰霊塔で献花し、近くの東六郷コミュニティ・センターであったセレモニーに参加した後、約75発の花火に見入った。
 六郷地区町内会連合会の太田善雄会長はセレモニーで「地区の仲間と集えるのは何よりの喜び。来年、再来年も多くの仲間と集まろう」と呼び掛けた。
 旧東六郷小の卒業生で、実家が被災した若林区の会社員庄子悦子さん(55)は「お互いの経験や気持ちに思いをはせる貴重な場だった。校歌を皆で口ずさんだりして、数少なくても残ったものはあると感じた」と話した。


2018年01月28日日曜日


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