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<わたしの道しるべ>工芸品に触れる場提供

◎会社員 大河内英夫さん(36)=仙台市太白区

 文具・事務機器販売の金入(かねいり)(八戸市)のディレクターとして、仙台市などにある東北の伝統工芸品などを扱うショップの商品選定や新しい作家の発掘を担当しています。
 以前と比べ伝統工芸品は注目され、JR仙台駅やホテルのラウンジなど、依頼を受けて展示を手伝う機会も増えています。ただ、まだまだ現状は厳しい。作り手の廃業も耳に入ります。海外からの問い合わせは多いですが、流通コストなどを考えても工芸品は地元の人たちに日常的に使われることが理想です。
 漆わんは使い続けると透明感を増し、曲げわっぱはあめ色に変わる。使うことで育ちます。変化を楽しみながら大切に使う気持ちも育っていくのが、工芸品の良さだと思います。
 今の子どもたちは、工芸品に家庭の中で出合い使う経験が少ない。将来、生活に取り入れる選択肢に加えてもらうため、目にしたり買えたりする場をつくることが店や展示の役割と考えて取り組んでいます。


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2018年01月28日日曜日


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