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<E番ノート>先輩と後輩 チームを強くする理想的な関係性

 東北楽天の藤田、福山、岡島の主力選手による京都市内での合同自主トレーニングに、今年は入団2年目の森原と石原が成長のきっかけを求めて参加した。
 4季連続で65試合以上登板の福山を森原は「すごい投手」と敬い、師事した。昨季の開幕後しばらくは勝ち展開の七回を担ったが、活躍も長くは続かず、福山から「1年間通して体調をベストに近づける方法」を学ぼうとしている。
 従来は専用器具を使った筋力強化メニューのみだったが、自分の体重を負荷にする福山のトレーニング方法を取り入れた。「いい先輩に、いい刺激をもらっている」と収穫を語る。
 捕手の石原は、二塁の名手藤田から素早い送球のこつを得ようとする。「捕手にも通じる基礎技術を教わっている」と、盗塁阻止につながる送球動作などを磨こうと貪欲だ。
 特に福山と森原はともに救援投手であり、個人事業主としてみれば、稼ぎ場所を争う商売敵だ。だからこそ、背中を追おうとする後輩を拒まず、成長を願って指導する先輩たちに度量を感じる。チームを強くする理想的な関係性の一つなのだろう。(金野正之)


2018年01月28日日曜日


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