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<風にそよぐワイングラス>制作不可能とされたガラス作品を復元

ワイングラスと小牟禮教授

 制作不可能とされたガラス作品を復元した「風にそよぐワイングラス」が、秋田市が昨年7月開設した体験型施設「市新屋ガラス工房」に展示されている。3月18日まで。
 作品は120年前に亡くなったイタリアのガラス職人ジョゼッペ・バロビエールが1895年に発表したのと同様のグラス。脚の部分が細いらせん状になっているのが特徴で、復元は難しいとされてきた。
 工房リーダーで秋田公立美術大(秋田市)の小牟禮(こむれ)尊人教授が昨年6月、テレビ番組の企画として復元に挑戦。パーツごとに制作して組み合わせる技法で約1週間がかりで成功した。タイトル通り、そよ風や人が動いた際の振動でも揺れ動く繊細な作り。
 小牟禮教授は「ガラスは硬い素材だと思われがちだが、細くするとしなやかに変化するなど表現に幅がある。多くの人にその面白さを感じてほしい」と話す。
 午前9時〜午後5時、入場無料。火曜日休館。小牟禮教授が工房にいるときは実際に息を吹きかけることもできる。連絡先は工房018(853)4201。


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2018年01月28日日曜日


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