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女川町、集合型災害公営住宅の整備完了 荒立住宅で入居式

須田町長(右から2人目)からレプリカキーを受け取る阿部さん一家

 東日本大震災で被災した女川町で28日、集合型の災害公営住宅「荒立住宅」(60戸)の入居式があった。女川町では、集合型の災害公営住宅計561戸の整備が全て完了した。
 荒立住宅は町地域医療センターから南西に約800メートルにある。鉄筋5階2棟で2K〜4LDKの計7タイプを整備。入居者がスペインタイルで制作した「おらほの壁画」が、2棟のエントランスに掲げられた。
 入居式には住民や町、UR都市機構の関係者ら約100人が出席。須田善明町長は「こうして町に残り、ここに暮らしていただける。これほどありがたいことはない。近隣の方と一緒に良い地域をつくってほしい」とあいさつし、入居者の阿部恭平さん(29)一家にレプリカキーを手渡した。
 阿部さんは震災後、町内の仮設住宅に入居。妻里菜さん(24)、生後6カ月の凉風(すずか)ちゃんと共に暮らしてきた。「3人で楽しく、いろいろな思い出を作りながら過ごしていけたらいい」と話す。
 同町の一戸建ての災害公営住宅は計298戸の整備を計画しており、3月末に完了する予定。


2018年01月29日月曜日


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