宮城のニュース

<NPOの杜>垣根越え共に音楽表現

 仙台市では2016年に「障害者差別解消条例」も施行され、障がいのある人とない人の壁は低くなりつつあるかに見えます。それでもなお、障がいのある人がない人と同じように外出したり趣味を楽しんだりできる社会になったとは言えません。
 また、そもそも障がいのある人と身近に接した経験がなく、いざ会ったときに身構えてしまう人もいます。差別とまではいかずとも、まだまだ私たちの心の中には壁があり、ともに楽しむ機会自体が少ないのが現状です。
 その垣根を越え、コミュニケーションを取る手段として音楽が有効だと、毎年6月、仙台市青葉区の勾当台公園を中心に、障がいのある人もない人も、ともに音楽表現を楽しむ「とっておきの音楽祭」が開催されています。運営するNPO法人とっておきの音楽祭は、回を重ねるごとに、徐々に地域住民や商店街の理解も得られてきた他、当初は屋外イベントに及び腰だった障がいのある人たちも外に出る意識が強くなったといいます。
 今では、仙台から始まった音楽祭が県内外18カ所で開催されるまでになりました。今年は6月3日。障がいの有無を越え、あなたも一緒に音楽を楽しみませんか。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 大西直樹)


関連ページ: 宮城 社会 NPOの杜

2018年01月29日月曜日


先頭に戻る