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<ファイト若ワシ>変則投法から150キロ台 井手投手

「決まったときの直球は1軍クローザー並みの力がある」と期待される井手

◎楽天新人紹介 井手亮太郎投手(21)

 右横手から最速151キロの剛球を投げ、将来的に抑えの切り札となり得る育成選手だ。「なかなか他にはいないタイプだと思っている。任されたところを抑え、信頼される投手になりたい」と目標を語る。
 185センチの長身を生かし、下手投げにも見える低さから腕をしならせて投げ込む。中学2年の時、当時のコーチに「手首の柔らかさやスナップスローのうまさを生かせる」と勧められ、本格的に横手投げを始めたのがうまくいった。
 中学から高校にかけて身長が伸びるたびに球速が上がり、高校3年で140キロに達した。大学では筋力強化に励み、4年の夏に目指していた150キロ台を計測した。「やはり150キロの大台はインパクトが違う」と注目を集め、育成ながらプロ入りを決めた。
 昨秋の入団前のメディカルチェックではうれしいことがあった。磁気共鳴画像装置(MRI)やエックス線検査の際、「右投げか左投げか全く分からないほどきれいな骨だね」と褒められた。小さい頃から変則投法だったが、「大きな故障は今までない。自分に合った投げ方だった」と自信を深めた。
 大学1年時に、大学日本代表選考合宿に一緒に選ばれた2学年上の茂木(当時早大)は憧れの存在。周りの投手が「あの人はどこに投げても抑えられる気がしない」と舌を巻くほど、当時から別格だった。早く一緒にプレーできる日が来るよう、課題の制球力を高め、支配下入りを目指す。(野仲敏勝)

[いで・りょうたろう]育成ドラフト1位。96年3月20日生まれ。福岡県出身。185センチ、83キロ。右投げ左打ち。福岡・九産大九州高−九産大。背番号132。


2018年01月29日月曜日


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