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南米チリの観測所とネット中継 宮城・塩釜の小学校で国立天文台が特別授業

南米チリに滞在中の天文学者と結んだ特別授業

 国立天文台は29日、塩釜市月見ケ丘小(児童376人)で、宇宙や星の不思議を教える特別授業をした。東日本大震災の復興支援の一環。体育館と南米チリの観測所をインターネットで結び、惑星やブラックホールの成り立ちを解説した。
 標高5000メートルのチリ・アタカマ高地には世界最先端の電波望遠鏡があり、国立天文台チリ観測所が世界の研究者と協力して運用している。
 授業には4、6年生計138人が参加した。チリ観測所の阪本成一所長が中継で、天文情報センターの縣秀彦普及室長が体育館で講演。「太陽系がどうやってできたか、地球のような惑星が幾つあるのかなどを調べています」と説明した。
 子どもたちは「ブラックホールに入ったら出られないのか」など次々に質問。「宇宙人はいますか?」という率直な質問に、講師2人は「宇宙のどこかに必ずいると思う」「望遠鏡の性能が良くなり、皆さんが20、30代になった頃、明らかになるかもしれないね」と笑顔で語り掛けた。
 6年の浪岡正太君(11)は家族とよく仙台市天文台に行くといい、「将来は天文学者になりたい」と授業に刺激を受けたようだった。


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2018年01月30日火曜日


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