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障害児に寄り添う 文化芸術軸に支援の団体が大臣表彰 絵画2000点並ぶ美術展にぎわう

紙粘土作品や版画、木工細工など多様な作品が並ぶ美術展

 文部科学省が本年度初めて実施した障害者の生涯学習支援活動の表彰で、仙台市の市民団体「障害児(者)を守る日実行委員会」が最高賞の大臣表彰を受けた。委員会は「長年の活動が認められて感無量」と喜ぶ。活動の柱で、31日まで青葉区で開かれている障害児の美術展「私たちの作品展」は、表彰を喜ぶ来場者らでにぎわっている。
 表彰制度は障害者が一生涯、教育やスポーツ、文化などに親しみ、豊かな人生を送ることを目的に昨年5月に創設された。表彰式は昨年12月7日に東京であり、全国で47団体と14人が表彰を受けた。
 委員会は1970年に創設。市内の特別支援学級や特別支援学校に通う児童生徒を対象に、音楽会や運動会、美術作品展を開いている。子ども同士の交流の場や、文化、芸術に親しむ機会をボランティアで提供してきた。
 特に「私たちの作品展」は唯一、一般市民向けに開かれた活動。参加は当初の60校ほどから、近年は170校以上に増えた。代表の小野寺正枝委員長は「子どもたちが一生懸命取り組んだ作品ばかり。ぜひ足を運んで障害児への理解を深めてほしい」と話す。
 青葉区のせんだいメディアテークで、障害児の水彩画や工作、切り絵など2000点以上を展示している。午前10時〜午後6時(31日は午後3時まで)。無料。連絡先は委員会022(265)5540。


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2018年01月30日火曜日


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