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厳冬のマジック 気仙沼湾に浮島現象

浮島現象で宙に浮いて見える岩井崎(右)とクレーン船=29日午前9時40分ごろ、宮城県気仙沼市小々汐地区から撮影

 厳しい冷え込みで、遠くにある岬や船が海面から浮いて見える「浮島現象」が29日、宮城県気仙沼市の気仙沼湾で確認された。
 湾の南端にある景勝地の岩井崎が、建設が進められている防潮堤とともに海面にふわりと浮かんだ。沖を進むクレーン船がまるで宇宙船のようだ。
 蜃気楼(しんきろう)の一種である浮島現象は、海面付近の暖かい空気と上空の冷気の温度差によって光が大きく屈折して起きる。気仙沼の29日朝の最低気温は氷点下2.2度。日中も0.9度までしか上がらなかった。
 気仙沼湾で写真を撮り続けている市内の中田俊夫さん(68)は「気温が低い日が続いた上に今朝は風も弱く、条件がそろったのではないか」と話した。


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2018年01月30日火曜日


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