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<緊急地震速報>気象台長が自作ソングでPR「揺れが来るまでどう対応するべきか考えて」

「緊急地震速報が流れたら…」の収録風景。大館市民の合唱を、和田台長(右)が映像に収めた

 緊急地震速報が出た際の行動を考えてもらおうと、秋田地方気象台長の和田幸一郎さん(60)が自作の広報ソング「緊急地震速報が流れたら…」の普及を図っている。速報の一般提供が始まった2007年10月に作詞・作曲したもので、10年がたったのを機に、新たに大館市で合唱の動画を収録した。2月上旬の公開を目指している。
 大館市の秋田看護福祉大で24日にあった収録には、市消防団の機能別団員になっている同大の学生9人と、市民ゴスペルグループ「大館ジョイフルシンガーズ」の6人の計15人が参加。合唱する歌声とその様子を、和田さんがビデオカメラで撮影した。
 歌詞は「緊急地震速報」と3回繰り返すシンプルなもの。その後、ナレーションで冷静な対応を呼び掛ける。収録に参加した同大2年の後藤可奈子さん(20)は「耳に残る曲で覚えやすい。地域の人に聞いてもらい、すぐに避難できる心構えを持ってほしい」と話した。
 曲を作った当時、和田さんは仙台管区気象台で防災や広報を担当していた。08〜09年に勤務した酒田や福島でも収録し、コミュニティー放送などで流してもらうこともあった。
 現在では個々のスマートフォンや携帯電話に直接届く誰もが知る情報になったものの、「速報が出たときの対応はまだ周知できていない」と和田さん。台長就任後の昨年11月、大館市の福原淳嗣市長に相談し、協力を取り付けた。
 収録した映像は和田さんが編集し、秋田地方気象台のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で2月上旬に公開する。希望する団体には楽譜を提供するなど、可能な範囲で協力する。
 和田さんは「多くの人に歌ってもらい、揺れが来るまでにどう対応すべきかを考えてほしい」と話す。
 連絡先は同気象台018(864)3955。


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2018年01月30日火曜日


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