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追悼の灯に感謝を込め 名取・閖上住民 絵灯籠を製作

絵灯籠作りに取り組む団地住民
明かりがともされた絵灯籠

 東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上地区の犠牲者の鎮魂を祈る3月11日開催の追悼イベントに向け、同市最大の集合型災害公営住宅「閖上中央第一団地」で30日、住民による絵灯籠作りがあった。製作作業は3月3日まで、市内各地で行われる。
 住民ら約20人が参加した。追悼イベント実行委員の武田堆雄(たかお)さん(70)が用意した下絵に色を塗り、専用の紙枠にのり付け。ろうそく立てを付けた台紙の上にホチキス留めし、計11個を完成させた。室内を暗くして点灯状況も確認した。
 主婦伊藤初美さん(70)は「あれから7年近くたつが、明かりがつくのを見たら涙が出そうになった。生きていることに感謝しながら作った」と話した。
 追悼イベントは3月11日、市役所前広場で開かれる。今回製作した分を含め約1500基の絵灯籠を並べ、犠牲者を悼む。


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2018年01月31日水曜日


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