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酒田の風力発電 来月許可へ 山形知事

 山形県と酒田市が同市十里塚海岸の県立自然公園で進める風力発電事業計画について、吉村美栄子知事は30日の定例記者会見で「県環境審議会の正式な答申が出てから適切に判断したい」と述べ、審議会の答申が提出される2月中旬以降に許可を出す意向を示した。
 県によると、発電機を庄内海浜県立自然公園内に設置するため、県立自然公園条例で地元首長と県環境審議会の意見を聞いた上で、知事が総合的に判断することになっている。
 酒田市の丸山至市長は23日、環境保全の確実な実行を条件に「計画は妥当」とする意見を知事に提出。26日にあった県環境審議会自然環境部会は許可する方向で意見が一致しており、2月中旬には正式に「計画は妥当」と答申する可能性が高い。
 一方、酒田市環境審議会では海岸にある松林や砂丘といった「環境に対する回復不可能な影響を懸念する」など反対意見が多数を占めた。22日に行った答申で、環境保全措置や維持管理、監視などに要する費用を考慮すると「事業を進めるだけの価値があるか疑問がある」と指摘した。
 事業計画によると、県企業局と酒田市が現地に風力発電機を3基ずつ計6基設置する。総出力は各6900キロワットで、2019年5月の着工を目指す。


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2018年01月31日水曜日


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