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原発事故で増加 野生動物対策へハンター講習会 福島県

講習会でわなの使い方を学ぶ参加者

 福島県は、東京電力福島第1原発事故の被災地で増加する野生動物の被害を減らそうと、狩猟免許を持たない一般向けに銃やわなの扱い方の講習会を福島市内で開いた。野生動物の被害は復興の足かせになっており、狩猟の役割や魅力を知ってもらいハンターを増やすのが狙い。
 講習会は21日にあり、男女約10人が参加。狩猟の関連法令を学んだ後、模擬銃を使って画面に映されたイノシシを撃つシミュレーターで、銃の扱い方を体験した。講師役の免許所持者が効果的なわなの仕掛け方なども解説した。
 参加した福島市の女性(31)は「ジビエ(野生鳥獣肉)に興味がある。講習会で免許を取る気持ちが強くなった」と話した。
 県内では原発事故で避難指示が出た沿岸部を中心に、無人となった民家や田畑をイノシシなどが荒らす被害が相次いでいる。一方、県内の狩猟免許所持者は1981年度の約1万8千人から、2015年度は約4600人に減少。60歳以上が約7割で高齢化も進む。


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2018年01月31日水曜日


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