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<東北電>2年連続経常減益 18年3月期第3四半期 燃料費上昇が影響

 東北電力は30日、2018年3月期第3四半期(17年4〜12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.6%増の1兆4799億3400万円、経常利益は18.2%減の671億5700万円、純利益は19.7%減の428億3400万円。第3四半期の増収は3年ぶり。経常減益は2年連続で、燃料費上昇などが影響した。
 売上高は販売電力量が他社への顧客流出などにより前年同期比で3.6%減ったが、他の電力会社への販売や卸電力取引が363億円増え、増収となった。
 収益面は燃料費上昇に伴い、燃料価格の変動が電力販売価格に反映されるまでの時間差で生じる差額が、前期の90億円プラスから60億円マイナスに転じた。原町火力発電所(南相馬市)などの設備撤去費用もかかり、経常利益と純利益を押し下げた。
 通期業績予想は売上高2兆700億円、経常利益900億円、純利益600億円で変わらない。期末配当は前年と同じ20円の予定。
 原田宏哉社長は記者会見で「中長期的なコスト低減策と安全を最優先にした原発再稼働で収益基盤を強化する。国の再稼働審査をできる限り、早期に終わらせたい」と説明。女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の前提となる安全対策工事について「18年度後半完了の目標時期を見直す考えはない」と強調した。


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2018年01月31日水曜日


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