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<蔵王山>温泉・観光地客足への影響懸念

 蔵王温泉観光協会(山形市)は30日、加盟する約150の旅館や土産物店などにファクスを送り、利用客へ正確な情報を伝えるよう求めた。
 同協会によると、旅館などが集中する蔵王温泉中心部は、蔵王山火口から5〜6キロ。水蒸気噴火発生の際に影響を受ける範囲は火口から1.2キロ以内とされ、「温泉街は範囲外なので安心して来てほしい」と呼び掛けている。
 2月末ごろまで見頃が続く蔵王山名物の樹氷は、火口から約3.5キロ。蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅ではヘルメットや飲料水、マスクなどを備える。万が一の際にはゲレンデの各所に設置したスピーカーで避難を呼び掛ける態勢になっているという。
 2015年4月に火口周辺警報が出た際には宿泊客数千人のキャンセルがあったといい、伊藤八右衛門会長は「観光シーズンに当たり残念だが、火山があるから温泉もある。早く沈静化してほしい」と話した。
 火口から約8キロ離れた宮城県川崎町の青根温泉。温泉旅館組合の原太一郎組合長(35)も「今年は特に雪景色がきれいなだけに、来るのを取りやめるお客がいたら寂しい」と心配した。


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2018年01月31日水曜日


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