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<蔵王町>英語力底上げ特区認定 小学低学年から学習、幼稚園などにALT

 宮城県蔵王町は新年度、幼児や児童期の英語教育に力を入れる。これまで小学5、6年で取り組んできた英語に親しむ活動を全学年に拡大。幼稚園や保育所にも英語指導助手(ALT)を派遣する。2020年東京五輪・パラリンピックでのパラオのホストタウンとしての国際交流や、訪日外国人旅行者(インバウンド)の誘致促進に向け、地域の英語力の底上げを目指す。
 文部科学省から英語教育の特区指定を昨年12月に受け、特別な教育課程の編成が可能になった。期間は18〜27年度の10年間。
 「ざおう イングリッシュ エデュケーション グローバルデザイン」と銘打ち、コミュニケーション能力の育成を目的とした課程「ざおう英語活動」を新設。小学1〜4年は週1回、5、6年は週2回取り組む。生活科や総合学習の時間を振り替える。
 小学4年までは歌や遊びなどで英語や外国人に慣れ親しむ。高学年で英語を読んだり書いたりする活動を取り入れ、中学校での英語の授業を受けやすくする。
 ALTを現在の2人から5人に増員。小学校に週3、4日、中学校に週1、2日常駐し、ネーティブな英語に触れる機会を増やす。新たに日本語も堪能な国際交流員(CIR)も配置する。
 4、5歳児には、ALTによる英語遊びを幼稚園で年10回、保育所で年5回行う。中学2、3年生を対象に英検の検定料を全額補助。関連予算を18年度当初予算案に盛り込む。
 文谷政義教育長は「外国の歴史や文化に触れることで蔵王町の良さを見つけてもらいたい」と期待する。


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2018年02月01日木曜日


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