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<蔵王山>噴火警戒レベル2 山形の観光協、風評防止へ情報発信徹底

蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅に設置された火口周辺規制を知らせる看板=31日、山形市

 宮城、山形県境の蔵王山(蔵王連峰)の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられたことを受け、蔵王温泉観光協会(山形市)は31日、市内の蔵王体育館で緊急の理事会を開き、風評被害防止に向けて正確な情報発信の徹底を申し合わせた。
 理事会には観光協会の役員のほか、県や山形市の担当者ら約20人が出席。出席者から、安全確認の照会が相次ぎ、平時に比べてキャンセル件数が若干目立つことなどが報告された。
 水蒸気爆発発生の際に影響を受けるのは火口から1.2キロ以内とされる。風評被害の予防策として、温泉街は火口から5〜6キロ離れている点を丁寧に説明することを確認した。
 会員からは「言葉だけでなく地図で見せた方がお客さんが安心できる」との意見も出た。温泉街と火口との位置関係を記した地図を今後、協会や県、市など関係機関のホームページに掲載する。
 温泉街でホテルなど計6施設を経営する岡崎彌平治(やへいじ)さん(58)は「電話での問い合わせは100件くらいで、キャンセルは6件だけだった。お客さんは冷静に受け止めてくれているようだ」と話す。
 3月4日まで山形市内で開催中の「蔵王樹氷まつり」は予定通り実施する。今月1日から市内で開かれる「雪と文化の世界観光会議」で予定している各国の政府関係者らの蔵王視察もある。


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2018年02月01日木曜日


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