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<阿武隈急行>車両更新 国が補助 宮城県も負担予算化へ

宮城、福島両県を結ぶ第三セクター鉄道の阿武隈急行=2017年6月

 宮城、福島両県を結ぶ第三セクター鉄道阿武隈急行(福島県伊達市)の老朽化した車両の更新を巡り、国土交通省が同社や両県からの要請に応じ、2017年度補正予算案で財政支援する方針を決めたことが1日、分かった。補正での措置額は約1億円とみられる。
 補助事業が盛り込まれた17年度補正予算案が同日の参院本会議で可決、成立されたのを受け、宮城県は会社負担分の費用のうち、同県分を単独で全額支援する。15日開会の県議会2月定例会に追加提出する17年度補正予算案に、関連費用を計上する方針。
 福島県側では、会社負担分の支援について、県が沿線の福島、伊達両市に協力を要請。伊達市は「負担増もやむを得ない」と一定の理解を示すが、福島市は「宮城県が全額負担するなら、福島県も同じように足並みをそろえてほしい」と難色を示し、負担割合を巡る協議が続けられている。
 同社は18年度に2両(1編成)の車両更新を予定し、総額4億数千万円が見込まれる。国は新年度予算案で、さらに財政支援を追加する見通し。経営難の同社に代わり、国と宮城、福島両県、沿線5市町が費用の全額を負担する。
 18両ある車両は、1988年の全線開業から約30年間、修理で対応してきた。更新は22年度から順次、着手する計画だったが、老朽化が著しいため、前倒しで進める。全てを新車両に切り替えると、経費は約40億円に上るとみられる。
 利用客が減り、累積赤字が10億円を超える同社は、国と関係自治体に財政的な支援を要請。昨年6月の定例記者会見で、村井嘉浩宮城県知事と内堀雅雄福島県知事はそれぞれ支援に前向きな姿勢を示していた。


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2018年02月02日金曜日


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