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<楽天>開幕投手争い白熱 則本と岸、闘志全開

ブルペンで投げ込む則本
ブルペンで調整する岸

 開幕投手の座を巡る争いが、早くも熱を帯びている。2年ぶりの則本か、2014年の西武時代以来、東北楽天では初めてとなる岸か。両エースは「自分がやりたい」と、大役を少しも譲る気はなさそうだ。
 則本はブルペンに入り、捕手を立たせたまま50球、座らせた状態で10球を投げた。「コントロールは意識せず、腕を振り切ることを心掛けた」。いずれも力強いミット音が鳴り響いた。
 昨季は開幕直前に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場したため、新人の13年から4年連続で務めた開幕投手の座を譲った。「決めるのは監督、コーチ」とあくまで冷静に語るが、「誰にでもチャンスはある。アピールはしたい」と闘志を隠さない。
 一方の岸は「先発はあいつ(則本)だろうなとは思う」としながらも、「(西武時代に)開幕戦で先発して、勝ったことがないので勝ちたい」と意気込んだ。
 「マイペースでやりたい。周りが飛ばしても、流されないようにしたい」と言うように、プルペン入りは当初の午前から体が温まった昼ごろに変更。「(フォームの)バランスを考えながら」、伸びのあるボールを計52球、投げ込んだ。「状態は悪くない」と納得した表情を見せる。
 梨田監督は「開幕投手は心の中では決まっている。だけど、もう少し様子を見たい」と笑みを浮かべた。2人のハイレベルな競争が、チームに好影響をもたらすことを期待しているようだった。(狭間優作)


2018年02月02日金曜日


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