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<入試のツボ>普段通りのリズムで

◎高校受験・直前対策(4)緊張を解く

 高校入試は私立と公立前期選抜が終了した。首都圏ほど中学受験が過熱していない県内では、多くの生徒が初めての経験に緊張しただろう。
 受験では適度な緊張感が好結果をもたらす。全く緊張していない状態では隙ができやすく、ケアレスミスをしやすい。逆に緊張し過ぎると、自分の持っている力を発揮できにくくなる。
 緊張を和らげるには、自分を信じることが大事だ。「目標に向けてこれだけ積み重ねた」「結果がどうあれ悔いはない」という状態で本番を迎えられるのが理想。そのためには、量をこなすしかない。量より質という声もあるが、一流のアスリートで練習量をこなしていない人など一人もいない。日頃の研さんこそが自信と適度な緊張感を生む。
 「普段通り」というのも大切だろう。入試だから特別な筆記用具を使う、前日に特別なことをする、特別な物を食べるといった行動は緊張を招きやすい。普段通りのリズムで本番を迎えた方が、緊張緩和になる。
 そして、入試当日は時間に余裕を持って行動すること。受験会場に向かう時に交通渋滞に巻き込まれるなど、想定外のことが起こると焦りにつながる。
 模試の監督をしていると、1教科終わるたびに周りと答え合わせをしたり、難易度を話し合ったりしている生徒を見掛ける。試験の合間のこうした行動によって「ああすればよかった」と直前のことが気になり、次の教科での焦りや緊張を生み出してしまう。本番では「さあ次も頑張ろう」と気持ちを切り替えてほしい。(あすなろ学院・進藤誠富谷大清水教室長)
      


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2018年02月03日土曜日


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