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地上イージス候補地 元陸自隊員招き住民らが勉強会

勉強会でイージス・アショアの危険性を指摘する井筒さん

 地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地に秋田市の陸上自衛隊新屋演習場が挙がっている問題に関連し、演習場に近い同市新屋地区で3日、住民らによる勉強会が開かれた。「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」の主催。市民ら約90人が参加。元陸自レンジャー隊員の井筒高雄さん(48)が講師を務めた。
 井筒さんはイージス・アショアの問題点として、レーダーが出す強力な電磁波や、ミサイル発射時に高熱と爆風が発生することを挙げた。さらに「(相手国から)狙われる施設になる」と危険性を指摘した。
 質疑応答で、北朝鮮による相次ぐミサイル発射に触れ、「アショアが配備されても北朝鮮の行動は止まらない。武力で抑止効果を出すのではなく、外交努力で軟着陸を目指すべきだ」と訴えた。
 演習場から数百メートルの距離に自宅がある無職佐々木勇進さん(72)は「アショアの危険性が認識できた。住民をないがしろにする基地は、受け入れられない」と強調した。


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2018年02月04日日曜日


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