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愛情コメ酒造り 仕込み体験 栽培から挑戦 登米総合産業高生 3月完成

日本酒の製造現場を見学する登米総合産業高の生徒たち

 自分たちで育てたコメを使った日本酒造りに挑戦している登米総合産業高農業科作物専攻班の3年生が、協力する磐乃井酒造(岩手県一関市)で仕込み作業などを体験した。酒は3月ごろに完成し、同酒造の取引先を通じて販売される予定。
 酒造りが本格化した1月17日、生徒7人が同酒造の製造過程を見学。麹(こうじ)をほぐす作業や酒を発酵させるタンクの清掃などに取り組んだ。
 生徒たちは昨年、実習田で原料米のひとめぼれを栽培。11月に300キロを持ち込んでいた。
 オリジナルの日本酒は720ミリリットル瓶で約550本製造される見込み。生徒は今後、商品名やラベルのデザインなどを考案する。同酒造によると、コメの味がはっきり分かる日本酒になりそうだという。
 「夏の暑い時の田んぼの草刈りは大変だった」と振り返る生徒たち。遠藤和弥さん(18)は「ご飯として食べる認識だったコメが酒になるというのが面白い。自分たちが造った酒は成人したら飲みたい」と心待ちにしている。
 同酒造の阿部徳彦社長は「大変さも含め、酒造りがどういうものかを生徒に知ってほしい。これを機に日本酒への興味を持ってもらえたらうれしい」と期待した。


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2018年02月04日日曜日


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