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早春の訪れいとおしく 気仙沼・煙雲館庭園にフクジュソウ

日だまりに咲いたかれんなフクジュソウ。「小さな春見つけた」と子どもたちが喜んでいた

 立春(4日)を待っていたかのように、宮城県気仙沼市松崎の片浜地区にある「煙雲館庭園」でフクジュソウが咲き始めた。
 煙雲館は仙台藩の重臣だった鮎貝家の居館。東日本大震災では、高台にある庭園のすぐ近くまで津波が押し寄せたが、被災は免れた。昨年11月に国の名勝指定の答申を受け、近く登録される見込み。
 庭園には雪が残るが、日当たりのよい土手にフクジュソウの黄色い花が開き、早春の訪れを告げた。厳しい寒さの影響で例年より1週間ほど遅いという。
 館主の鮎貝文子さん(78)は「どんなに寒くてもフクジュソウは春を忘れずに咲く。花に負けないよう、煙雲館の景観を復興に役立てたい」と話した。
 煙雲館ではこれから紅梅やハクモクレン、桜などが次々に咲き、春の彩りを濃くしていく。


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2018年02月06日火曜日


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