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<おばこ農協赤字>秋田知事「全容解明を」農政への影響懸念

 秋田おばこ農協(大仙市)がコメの直接販売により約56億円の累積赤字を計上した問題で、佐竹敬久秋田県知事は5日の定例記者会見で、赤字拡大の要因を「単なる事務ミスではない」と述べ、早期の全容解明を農協側に求めていることを明らかにした。
 同農協は日本一のコメの集荷量を誇る。佐竹知事は「県内のコメの主産地であり、農協の経営悪化が農家にマイナスになれば、県農政に多大な影響を与える」と懸念を示した。
 農協が問題解明のために設置した調査委員会の報告書は「理事会は機能不全の状態で、適正な内部統制が著しく欠如していた」と指摘している。しかし、赤字発生の背景や責任の所在は十分に解明されていない。佐竹知事は、2日に報告に訪れたおばこ農協の原喜孝組合長に対し、第三者を入れて早期に全容を解明することを求めた。
 同農協は2004年産米から全農を通さない直接販売を開始。累積赤字のほか、宮城県北の米穀卸売会社との間に12億5600万円の未収金があることも明らかになっている。


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2018年02月06日火曜日


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