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<東北の道しるべ>広がる「ご当地電力」エネルギー自治確立へ方策探る 福島・喜多方で3月フォーラム

 河北新報社は、創刊120年を迎えた昨年1月17日に発表した「東北の道しるべ」について意見を交わす3回目のフォーラム「東北の道しるべin福島」を3月3日、福島県喜多方市の大和川酒造店「昭和蔵」で開く。
 今回のテーマは「『エネルギー自治』を確立しよう」。東京電力福島第1原発事故をきっかけに、自然エネルギーによる「ご当地電力」が急速に広がる。電気や売電益を活用し、地域の活性化に取り組む動きもある。エネルギー源の分散立地と、循環型の地域経済の確立につながる「自治」の在り方などを議論する。
 パネル討論は、福島県会津地方で太陽光発電事業を展開する「会津電力」(喜多方市)社長の佐藤弥右衛門氏、宮城県丸森町筆甫地区の住民が設立した「ひっぽ電力」社長の目黒忠七氏、鶴岡市在住のドキュメンタリー映画監督の渡辺智史氏が登壇する。
 パネル討論に先立ち、渡辺氏がメガホンを取った映画「おだやかな革命」(100分)を上映する。会津電力、小水力発電で地域を再生した岐阜県郡上市石徹白(いとしろ)地区などが舞台。自然エネルギーを契機に人、物、財が循環する姿を追い、戦後の日本が見失った「本物の豊かさ」を問い掛ける。
 午後1時半〜5時。聴講無料で定員180人。終了後にパネリストを交えた交流会(会費3000円)がある。
 連絡先は河北新報社022(211)1481=平日午前10時〜午後5時=。メールは氏名、住所、電話番号、職業、交流会参加の有無を明記し、michishirube@po.kahoku.co.jp へ。
 フォーラムは東北6県を2年かけて巡回する予定。初回は昨年4月3日に仙台市のホテルメトロポリタン仙台、2回目は10月7日に青森市の青森中央学院大でそれぞれ開催した。


2018年02月06日火曜日


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