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<蔵王山>遠刈田温泉、宿泊キャンセル2000人 噴火警戒レベル引き上げ影響

真っ白な雪に覆われた蔵王山のお釜=2018年2月1日午前10時50分ごろ

 蔵王山(蔵王連峰)が噴火警戒レベル2(火口周辺規制)となった影響で、蔵王町遠刈田温泉の宿泊施設で約2000人分、周辺のスキー場関連で約2100人分の予約取り消しがあったことが6日、町の調査で分かった。
 ホテルや旅館など37施設のうち約20施設が回答。レベル2になった1月30日から4日までに約560件の宿泊キャンセルを確認した。スキー場2施設は主に樹氷観賞ツアーで約730件の予約が取り消された。
 スキー場「すみかわスノーパーク」は、想定火口域(馬の背カルデラ)から約1.2キロの立ち入り規制区域内のエリアがある標高1400メートル付近の「あとみゲレンデ」を休止。雪上車による「樹氷めぐりツアー」は、雪原を眺めるコースに変更した。標高1100メートル付近の「すみかわゲレンデ」は通常営業している。
 町などは4月中旬に開催予定だった蔵王エコーラインの除雪でできた雪の回廊を歩くイベント「雪の壁ウオーク」の中止を決めた。
 遠刈田温泉では2015年4月、蔵王山に初めて火口周辺警報(火口周辺危険)が出てからの8日間で、宿泊キャンセルが747件、4096人分(町調査)あった。
 町や町観光物産協会は、ホームページに遠刈田温泉が想定火口域から約11キロ離れていることなどの情報を載せ、風評被害の拡大防止に努めている。


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2018年02月07日水曜日


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