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<東北大留学生麻薬密輸>豪州国籍の被告、起訴内容認める 仙台地裁で初公判

 麻薬取締法違反(輸入、所持)などの罪に問われた仙台市青葉区台原3丁目、オーストラリア国籍の東北大交換留学生クロトフィル・カラム・ニコラス被告(20)の初公判が6日、仙台地裁であり、被告は「全て事実です」と起訴内容を認めた。検察側は懲役3年を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求め結審した。判決は3月15日。
 検察側は論告で「過去に薬物使用経験があり、母国の友人に手配を頼んだ。見つかった薬物はコカインだけで217回分に上る相当な量で、犯行態様は悪質」と強調。弁護側は最終弁論で「輸入時に通常の郵便を使うなど、犯行自体は稚拙で軽率だった」と述べた。
 被告人質問で被告は「多くの人に迷惑を掛け申し訳ない」と謝罪。同大の留学生6人にコカインを譲渡した点は「学生寮などで薬物を使用しているところを見られ、一緒に使おうと誘った」と説明した。
 起訴状によると、被告は昨年10月29日、ヘロイン約0.98グラムの粉末と合成麻薬MDMA約6.99グラムを隠した郵便物を英国から輸入して自宅に送らせようとし、同12月6日に自宅でコカイン6.53グラムとヘロイン0.07グラムを所持したとされる。


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2018年02月07日水曜日


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