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アレフ幹部口座に送金か 失業保険詐欺容疑者、自宅に松本智津夫死刑囚の写真

 オウム真理教の後継団体「アレフ」関係者で自営業大平聡(そう)容疑者(56)=仙台市太白区東郡山2丁目=が詐欺容疑で逮捕された事件で、大平容疑者とアレフの男性幹部との間に金銭の授受が確認されていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。
 大平容疑者の銀行口座から男性幹部個人の銀行口座に、少なくとも数回の送金記録があったという。宮城県警は、幹部への送金がアレフの活動資金に回った可能性もあるとみて調べている。
 オウム真理教の教祖松本智津夫死刑囚=教祖名麻原彰晃=の写真が、大平容疑者の自宅に飾られていたことも分かった。大平容疑者はオウム真理教の元信者とみられ、その縁で男性幹部と月に数回、会っていたとみられる。
 逮捕容疑は2015年4月、太白区の介護施設でヘルパーとして働いているのを隠して失業状態と見せかけ、仙台公共職業安定所に虚偽申請し、失業保険計約150万円をだまし取った疑い。県警は6日、自宅や東京都杉並区と水戸市内のアレフ拠点施設2カ所を捜索した。
 自宅近くの女性(70)によると、大平容疑者は1人暮らし。「小学生の時から知っているが、気が弱くて優しい子。人がよく、だまされやすいかもしれない。寂しくて入信したのだろうか」と話した。同じ町内の女性(82)は「擦れ違うと会釈してくれるが、会話はほとんどしたことがない。逮捕には驚いた」と語った。


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2018年02月08日木曜日


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