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<盛岡・1歳児食塩中毒死>両親が元経営者に損害賠償求め提訴

 盛岡市の認可外保育所で2015年8月、下坂彩心(あこ)ちゃん=当時(1)=が食塩入りの飲み物を与えられ、塩化ナトリウム中毒で死亡した事件で、彩心ちゃんの両親は7日、元保育所経営の吉田直子被告(34)=盛岡市北飯岡、業務上過失致死罪で起訴=に6270万円の損害賠償を求める訴えを盛岡地裁に起こした。
 両親は、彩心ちゃんが病院に搬送された際のカルテに記された血中ナトリウム濃度から、体に害を及ぼすほど大量の食塩だったと主張。記者会見した彩心ちゃんの父亘さん(28)は「被告がなぜこのようなことをしたのか、真実を明らかにしたい」と話した。
 訴えによると、吉田被告は経営していた保育所で彩心ちゃんに食塩5〜50グラムを入れた飲み物を与え、死亡させたとされる。
 盛岡区検は1月、「故意に食塩を与えた動機が認められなかった」として、吉田被告を業務上過失致死罪で略式起訴。盛岡簡裁は「真実を明らかにする必要がある」として公判手続きを取ることを決めた。


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2018年02月08日木曜日


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