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<仙台政調費訴訟>仙台オンブズ「議会は重く受け止めるべき」

判決後に記者会見するオンブズマンのメンバーら=仙台市内

 仙台市議会の政務調査費を巡る8日の仙台高裁判決は、市条例と市議会の「手引き」を一審仙台地裁判決からさらに厳格に適用した。定額経費の全額支出も不適切とし、計約150万円を追加して違法認定した。判決後の記者会見で仙台市民オンブズマンは「議会は司法判断を重く受け止めるべきだ」と強調した。
 高裁が認容した返還請求額は表の通り。6会派中5会派で一審認容分から上乗せされた。総額では復興仙台の約191万円が最多だが、上乗せ分では社民党市議団の約74万円が最も多い。
 オンブズマン事務局長の渡部雄介弁護士は「具体的な支出の事実関係に踏み込んで違法性を認定し、極めて妥当な判断だ」と高裁判決を評価した。
 調査活動に伴う旅費の定額支出は、一審判決を踏襲し適法とした。オンブズマンの石上雄介弁護士は「一般企業なら出張旅費は領収書で実費精算するのが当たり前だ。議会には、市民感覚に沿った対応をよく考えてほしい」と要望した。


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2018年02月09日金曜日


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