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若者の自立をチョコっと応援 「KUWA CHOCO」 仙台・荒浜産の無農薬の桑の葉粉末入り

仙台市若林区荒浜産の桑パウダーを使った「KUWA CHOCO」の生チョコ(右)とキャレチョコ

 バレンタインデー(14日)を前に、仙台市内で栽培された桑の葉粉末入りチョコレート「KUWA CHOCO(クワチョコ)」が関心を呼んでいる。売り上げの一部は宮城県内の若者の自立支援に充てられ、関係者は「子どもたちを応援する緑のチョコをぜひ味わって」と呼び掛けている。
 クワチョコは、東日本大震災で被災した仙台市沿岸部の農業復興を支援してきたNPO法人「日本ハビタット協会」(東京)が2013年秋に発案した。塩害に強く栄養豊富な桑を若林区荒浜周辺の農家が無農薬で栽培しており、葉を粉末にした商品「桑パウダー」をチョコレートに利用することで、消費拡大を目指した。
 和歌山県の製菓業者の協力を得て、14年12月に冬季限定「生チョコ」として商品化。桑独特の香りと上品な味わいが人気を呼び、昨シーズンは約4000箱を販売した。17年12月には通年販売できる板チョコタイプの「キャレチョコ」も加わった。
 販売を担うのは、里親家庭や養護施設を巣立つ子どもたちの自立をサポートする「子どもの夢ネットワーク」(青葉区)。宮城県内の里親や児童養護施設職員、市民らでつくる任意団体で、日本ハビタット協会が一昨年から販売を委託。経費を除いた売り上げの全てが夢ネットに還元される仕組みで「活動を支える大きな収入源」と事務局の藤田毅さん。
 14日まで青葉区の藤崎で開催中のショコラマルシェに出店、販売している。夢ネットが支援する高校生が包装作業、学生が販売を手伝い、「貴重な社会実習の場になっている」(藤田さん)という。
 クワチョコは、生チョコ(15個入り)が1080円、キャレチョコ(10個入り)は650円。全国発送(送料750円)も行っている。売り切れ次第販売終了。連絡先は子どもの夢ネットワーク=丘の家子どもホーム内=022(234)6303。


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2018年02月09日金曜日


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